けんこう通信~カビ~
コラムこんにちは!
朝晩は涼しくなり、長袖の用意が必要になってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われています。
風邪を引かないように気をつけてくださいね!
さて、今回のけんこう通信は飲料に生える「カビ」についてです!
今の私たちの生活では、ペットボトル飲料が欠かせない物となっていますね。
お仕事の時、お出かけの時、遊びに行く時など持って行かれる方も多いのではないでしょうか。
真夏は通り過ぎましたが、まだまだ日中は蒸し暑い日も続きます。
そんな中でペットボトルにカビが生えてしまう状況とはどのような時でしょうか?
・ペットボトルを開けてから、中身が残ったまま常温で放置している。
・口を直接つけて飲んでいるペットボトルを、常温で放置している。
・空のペットボトルに別の飲み物を入れて、何度も使用している。
蓋を閉めて何度も飲むことができるのがペットボトル飲料の魅力ですが、それが時として衛生面に大きな不安を生むこともあるのです。
ペットボトル飲料を飲む時、口をつけて飲む方が多いのではないでしょうか。
口をつけた瞬間から外気を飛んでいる菌や、口の中の細菌が一気にペットボトルの中へ流れ込みます。
細菌が繁殖しやすい気温は30℃前後といわれています。
まさに今の季節です!!
例えば、口をつけた「麦茶」の細菌数が24時間後には50倍超になるのです!
麦茶の他に、牛乳成分の入ったコーヒーや紅茶も細菌の増殖率が高いといわれています。
細菌のたっぷり入った飲み物を飲んでしまうと、食中毒や腹痛、下痢を引き起こします。
飲料メーカーは「開栓した飲料はなるべく早く飲むように」と注意を呼びかけています。
口をつけて飲んだものは、その日の内に飲み干すようにしましょう!
保存する場合は冷蔵庫など、涼しい場所で保存すると菌の増殖が少し抑えられるようです。
便利なものが溢れる世の中ですが、注意すべき点をしっかりと知っておくことが大切ですね。
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!!
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子