けんこう通信~浮腫み~
コラム
こんにちは!
暑い日が続きますが、皆さん体調など崩されてはおられませんでしょうか?
本日のけんこう通信は「浮腫み(むくみ)」についてです!
梅雨から夏にかけては浮腫みが現れやすいと言われています。
夏は冷房のあたり過ぎや、冷たい飲食物の摂り過ぎといった生活から、水分を出すことが滞るためです。
浮腫みとは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症状をいいます。
では、浮腫みはどのような原因で起こるのでしょうか?
・リンパ浮腫
リンパ管の流れが悪くなるために起こる浮腫み
原因は2種類あり、先天性という生まれつきもっているものと、後天性という手術などでリンパ節を切除した後などに出るものがあります。
このリンパ浮腫の治療にはバンテージなどによる圧迫療法が有効です!
・血液中のたんぱく質が減少することにより起こる浮腫み
血液中のたんぱく質は、血液中に水分を保っておく役割を持っています。
肝臓で作られるたんぱく質の量が減ることにより、血管内に水分を留めておくことが出来なくなる為、浮腫みが起こります。
この浮腫みの改善は、疾患の治療、たんぱく質の摂取、アルブミンの点滴が有効です!
・血流の停滞による浮腫み
血流の悪さにより、血管から血管外への水分の移動が過剰に起こってしまうもの。
原因としては、運動不足、加齢による筋力の低下、寝たきりや疾患による安静などがあります。
この浮腫みにはリハビリやマッサージなど、筋肉を動かすことが有効です!
ただし、炎症を伴うものに関してはマッサージをしない方が良いです!!
浮腫みには様々な原因があり、複数の原因が重なることが多いと言われています。
私たちが訪問させていただいている方々の中にも浮腫みでお悩みの方は多くいらっしゃいます。
施術により足が軽くなり歩きやすくなった、靴下が履きやすくなったなど、多くの有難い声をいただいております。
お困りの際は、一人で悩まず、是非ご相談下さい!!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子
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