けんこう通信~脳出血~

コラム けんこう通信~脳出血~

こんにちは!

クリスマスも過ぎ、いよいよ2019年が終わりを迎えますね。

今年も大変お世話になりました。

2020年もなる鍼灸治療院を、何卒宜しくお願い致します。

 

寒い日が続き、インフルエンザが猛威を振るっています。

マスクや、手洗いうがいを怠らないようにして下さいね!

 

さて、今回のけんこう通信は「脳出血」についてです。

前回、脳梗塞のご紹介をしました。

 

今回は脳出血とくも膜下出血のご紹介をします!

 

・脳出血

脳出血とは、脳の中を走る細い動脈が突然破れて出血が起こり、脳を壊す、圧迫することで様々な症状が現れる病気です。

動脈硬化、高血圧、糖尿病が原因として挙げられます。

また、起床時や入浴時、急に立ち上がった時などの、血圧が大きく変動した時に起こります。

突然頭痛を感じる、吐き気、嘔吐、右半身もしくは左半身の片麻痺や痺れ、ろれつが回らないなどといった言語障がいなどの症状が起こります。

神経の機能が回復するメカニズムはまだよく分かっていないことが多いですが、早期にリハビリを開始することで予後は格段に良くなっていることが分かっています!

 

・くも膜下出血

脳の表面でくも膜の下の層を走っている動脈にできたコブが破れて、くも膜の下に出血が広がる病気です。
コブ(脳動脈瘤)ができる主な原因は明らかにされていません。

くも膜下出血を引き起こすリスクとしては、高血圧、喫煙、過度の飲酒、家族の中にくも膜下出血になった人や脳動脈瘤をもつ人がいる、などです。

できてしまった脳動脈瘤が破裂し、出血してしまうと、「頭をバットで殴られているような痛み」というほどの突然の強い頭痛にやってきます。

他には、意識朦朧、嘔吐、血圧上昇、などの症状もあります。

治療法は手術になり、クリッピング術やコイル術という手術法があります。

くも膜下出血も後遺症が残るケースが多く、リハビリを行うことが何よりも大切です。

 

脳卒中は年々、罹患率が増えています。

高血圧や喫煙に対する意識を変え、病気に対する意識を変えなければいけません。

倒れてからではなく、倒れる前に生活習慣を整えましょう!

 

これから年末年始休暇に入る皆様が多いことと思います。

食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょうね!

 

では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子

 


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