けんこう通信~脳梗塞~

コラム けんこう通信~脳梗塞~

こんにちは!

12月なのに暖かいなと感じる日もありますね。

町中がクリスマスとお正月の準備で賑わっていて、わくわくしますね!!

 

 

さて、今回のけんこう通信は「脳卒中」についてです。


脳卒中には様々な種類があります。

その中でも今回は脳梗塞の種類を簡単にご紹介します!

 

日本人の死亡疾患の順位は、がんに次いで脳卒中が2位となっています。

その中で脳梗塞は最も死亡率が高く、発症率は年々増加しています。

 

・脳血栓

脳の血管が動脈硬化によって細くなり、コレステロールなどが溜まり、最後には詰まってしまうものです。

症状は段階的に現れ、数分~1日以上かかってゆっくり進行します。

血圧の低下する夜間や睡眠時に起こることが多く、朝起きたら、ろれつが回らなくなるよだれが止まらなくなる手足の痺れが段々と強くなる、そして倒れてしまうというケースがよくみられます。

脳血栓の原因としては、高血圧・糖尿病・高脂血症が主な原因といわれています。

現在の治療法としては薬物療法が中心となっています。

 

・脳塞栓

不整脈、心臓弁膜症、心筋梗塞などにより、局所に血液のかたまりができ、それが脳まで達して血管を塞いでしまった状態をいいます。

そこから先の脳組織に血液が届かなくなるため、重症な症状を残すことが多くあります。

脳血栓と比べ、いきなり血管が詰まるためゆっくりと進行することはなく、症状は数秒~数分で現れます。

心疾患が主な原因ですが、脳血栓と同じく高血圧症高脂血症も含まれます。

薬物療法やカテーテルなどの手術が主な治療法となっています。

 

 

日常生活で「あれ?」と思うことはありませんか?

「いつもと違う」という感覚は大事にして下さいね!!

今回は「脳梗塞」として簡単に、2種類に大きく分けてご紹介しました。

もっと細かく分類していくと、「心原性脳塞栓症」「アテローム血栓性脳梗塞」「ラクナ梗塞」など、種類はいくつかあります。

しかし、食べ過ぎや飲みすぎ、喫煙などの生活習慣が原因であることや、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームが危険因子となることが共通しています。

 

現代は、好きな物を食べることができ、タバコなどの嗜好品はすぐに手に入ります。

生活が豊かになるにつれ、様々な病気の発症は増えています。

自らが意識して健康を守るように心掛けましょう!

 

 

では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子

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