けんこう通信~痛風~
コラムこんにちは!
日に日に寒さが増していますね。
風邪やインフルエンザにならないよう、体調管理には十分気をつけて下さいね!!
さて、今回のけんこう通信は「痛風」についてです。
師走に入り、忘年会シーズンがやってきます!
痛風になったことのある方は、お酒の飲みすぎと食べ物に注意が必要ですよ!
皆さんのもつ、痛風のイメージはどのようなものでしょうか?
「贅沢病」や「王様の病気」と言われ、少々誤解を招く呼び名があります。
今回は、痛風とはどのような生活習慣病なのかをご紹介します!
痛風は高尿酸血症とも呼ばれ、簡単に説明すると、尿酸が身体の中に溜まり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になります。
プリン体の代謝異常、尿酸の排泄障害により、血中で尿酸値が高い病態を高尿酸血症といいます。
病名の由来であるように、「風に吹かれただけで痛い」ほどの激痛に襲われます!
足の親指の付け根が痛むことが最も多く、7割を占めています。
成人男性に多く、現代の5人に1人は痛風予備軍といわれているほどです。
痛風はプリン体を摂らないようにと言われてますが、実はプリン体を含む食品を食べることは悪いことではありません。
量を減らし、1日400mgのプリン体摂取量を超えないようにすれば良いのです!
近頃では、プリン体を気にするよりもカロリー制限することが大事とされています。
基本的なことですが、3食バランス良く、野菜を多く食べる、など普段の食生活を正せば痛風発作は抑えられるのです。
しかし、プリン体を制限することも大事なことなので、プリン体を含む食品の一部をご紹介します!
この表の中で、よく食べている食品はありましたか?
知らなかった方は、この機会に覚えて下さいね!
痛風は足が痛くなるだけではなく、重症の痛風では関節の破壊や腎不全が進行することもあります。
さらには心臓の疾患や脳血管障害を合併することが多いと言われています。
薬で症状を抑えることはできますが、身体への負担は確実に蓄積されていきます。
食事や運動を心がけ、健康に毎日を過ごしましょうね!!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子
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