けんこう通信~乾燥~
コラムこんにちは!
11月も中旬に入り、朝晩の寒さに加えて日中も日差しがないと冷えるようになってきましたね。
皆さんのお部屋にも暖房器具が登場したのではないでしょうか?
さて、今回のけんこう通信は「乾燥」についてです!
暖房器具はとても暖かくて、特にコタツは一度入ると抜け出せない!!
朝までコタツで寝てしまった経験、皆さんもあるでは・・・。
お部屋を暖かくして風邪を引かないようにすることは大切ですが、暖房器具を使用する場合は注意も必要です。
乾燥肌は空気が乾燥する季節の悩みの一つですよね。
肌のひび割れ、あかぎれ、肌の弾力性の低下など、現れる症状は人それぞれです。
外からの細菌や刺激物などの異物が侵入するのを防いでくれていますが、乾燥により皮膚の一番外側にある角質層に傷がついてしまうと肌のバリア機能が弱くなり、そこから異物が侵入して湿疹やかゆみを引き起こすことになります。
ダニやハウスダストのようなアレルゲンにも注意が必要です!
冬は気温が低く、皮膚の代謝機能が低下します。
汗を出してくれる汗腺や、皮膚の細かな生成力が低下し、保湿力が弱くなってしまいます。
そして水分が皮膚からどんどん出て行ってしまう状態になるのです!!
これから猛威を振るってくるインフルエンザは乾燥した空気で活発に広がっていきます。
その他にも、感染症のウィルスや細菌は気温が低くて乾燥した環境を好むので、冬に流行するのです。
人が過ごしやすい湿度は40%~60%といわれています。
湿度が30%を下回ると、喉が渇きやすくなり手足の皮膚がカサカサしてくる人が多くなってきます。
乾燥を防ぐには・・・
タオル濡らして部屋の中に吊るしておくだけでも湿度が上がります。
洗濯物を部屋干しにしても同じ効果が期待できますよ!
部屋の床がフローリングの場合は、拭き掃除をすると部屋も綺麗になって湿度も上がるので一石二鳥です!
オフィスなどでは応急処置としてコップに入れた水を置いてみてください。
大きなオフィスだと、個々の机にコップを置くのも良いですね!
子どもや赤ちゃんの喉や肌を乾燥から守るには、まめに水分補給をさせて固く絞ったミニタオルをそばに置いてあげるだけでも効果が期待できます。
乾燥は肌の調子だけでなく、身体の中にも影響を及ぼすので、しっかりと対策を練って病気知らずの身体を手に入れましょうね!!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子
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