8月号 暮らしに役立つ健康ニュース「からだから」

コラム 8月号 暮らしに役立つ健康ニュース「からだから」

8月は一年で最も暑さが厳しい季節です。「電気代がもったいない」「まだ我慢できるから」と、エアコンを使わずに過ごしていませんか?実際に熱中症の多くは屋外ではなく、自宅で発生していると言われています。今回は、夏を安全に過ごすための暑さ対策についてご紹介します。

 

「 今月のツボ ~暑さによる疲れ対策~ 」

暑さが続くと、自律神経が乱れやすくなり、疲労感や食欲低下、寝苦しさなどの不調が起こりやすくなります。身体の熱をうまく調整しながら、体力を維持することが大切です。

主な症状
・身体のだるさ
・食欲がない
・頭が重い
・寝つきが悪い
こうした症状は、早めのケアを心がけることが大切です。

曲池(きょくち)
ひじを曲げたときにできるシワの外側にあるツボで、身体にこもった熱を和らげるとされるツボです。
・5秒ほどゆっくり押す
・左右交互に刺激する
・痛気持ちいい程度の強さで行う
暑さによるほてりや疲れを感じる時におすすめです。

 

内関(ないかん)
手首の内側にあるツボで、自律神経を整え、暑さによる疲れや胃腸の不調を和らげる効果が期待できます。

・親指でゆっくり押す
・左右それぞれ刺激する
・深呼吸しながら行う

気分がすぐれない時や、食欲が落ちている時にもおすすめです。

 

今月の身体の話「暑さを我慢しすぎないことも健康管理のひとつ」

高齢になると、暑さを感じる感覚や体温を調整する機能が低下しやすくなります。そのため、「まだ大丈夫」と思っていても、体の中では熱がこもり、熱中症や脱水が進んでいることがあります。特に室内では油断しやすく、気づかないうちに体調を崩してしまうケースも少なくありません。暑さを我慢するのではなく、無理なく快適に過ごせる環境を整えることが大切です。

室温は「感覚」ではなく「温度」で確認する

暑さを感じにくい方は、自分の感覚だけでは判断が難しいことがあります。室温計を活用し、室温が高くなりすぎる前にエアコンを使用する習慣をつけましょう。快適な室温を保つことが、熱中症予防につながります。

のどが渇く前に水分補給を
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなる傾向があります。時間を決めて少量ずつ水分を摂ることで、脱水の予防につながります。起床時や食事の前後など、生活の中で飲むタイミングを決めておくのもおすすめです。

 

風通しだけに頼りすぎない
窓を開けたり扇風機を回したりするだけでは、気温が高い日は十分に室温が下がらないことがあります。暑さが厳しい日は、エアコンを適切に使いながら、扇風機を併用すると効率よく室内を快適に保つことができます。

 

外出時間を工夫する
真夏の日中は気温が高く、短時間の外出でも体に大きな負担がかかります。買い物や散歩は、比較的涼しい朝や夕方の時間帯を選ぶようにしましょう。外出時は帽子や日傘を活用し、日陰でこまめに休憩をとることも熱中症予防につながります。

「まだ大丈夫」と思っていても、暑さは少しずつ体力を奪っていきます。暑さを我慢するのではなく、上手にエアコンを活用しながら、安心して夏を過ごせる環境づくりを心がけていきましょう。

 

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