けんこう通信~インフルエンザ~
コラム
こんにちは!
ハロウィンを目前に、いよいよ寒さが本格的になってきましたね。
今回のコラムはこの時期から流行り始める「インフルエンザ」についてです!
インフルエンザというと、予防接種を受けているという方もおられるのではないでしょうか。
まず始めにインフルエンザについて簡単にご説明します!
毎年多くの感染者を出すインフルエンザですが、その感染力は強く日本では年間で数百~1万人が感染していると言われています。
インフルエンザとはウイルスの名前で、そのウイルスが空気中を舞い、鼻・口・目から侵入することで感染します。
その症状は寒気・発熱・頭痛・腰痛・身体の重だるさなど全身症状が現れます。
その後、少し遅れて咳・胸痛など呼吸器症状が現れます。
発熱は39~40℃の高熱が3日ほど続き、急速に解熱します。
さらには筋肉痛・関節痛・下痢・腹痛も伴う場合もあるようです。
風邪と間違えてしまいがちなインフルエンザですが、その違いを図でご紹介します!
普通の風邪は、のどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38~40℃の高熱がでるのが特徴となります。
インフルエンザには感染しないように対策することが第一です!
予防接種を受けて免疫力を高めておく、普段の食事や生活習慣に気を遣う必要があります。
穀物や野菜を中心とした食事や、身体を冷やさないことなど、免疫力を高める方法を考えることも予防接種と同じように大切なことなのです!
ではもしインフルエンザに感染してしまった場合どうすればいいにでしょうか。
咳やくしゃみをする時は口と鼻をおさえる
マスクを着用する
手洗いうがいをこまめにする
外出は控える
など、感染を広げないことを考えなくてはいけません。
看病する場合も同じようにマスクや手洗いはこまめに行いましょう!
インフルエンザは感染すると1週間近く会社や学校を休まなくてはなりません。
休みの日の予定など楽しみが出来なくなってしまうこともあります。
「自分は大丈夫」と思わず、常に用心は怠らないようにしましょう!
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)南原 真樹子 (参考文献)~37℃のふしぎ~ ※美健ガイド社
~臨床医学各論~ ※医歯薬出版株式会社