けんこう通信~腸~
コラム
こんにちは!
11月に入り、冬の到来を感じる季節になってきました。
外出の時はマフラーやコートで暖かくして下さいね!
さて、今回のけんこう通信は「腸」についてです。
味覚の秋と言われるこの季節はついつい食べ過ぎてしまいますよね。
そんな時、気づかない内に身体の中は悲鳴をあげているかもしれません!
そこで今回は腸が嫌がる食事をご紹介します!
腸が嫌がる食事 その①
〈欧米型の高たんぱく・高脂肪・高カロリーの食事はやめましょう!〉
日本人の腸に洋食は大きな負担を与えてしまうようです。
お肉・揚げ物・パン・乳製品など、特にハンバーガーなどのファーストフードは腸には天敵といえます。
お肉や脂身は分解に時間がかかる為、腸にとって重労働なのです。
お肉を常食している人の腸は、固くなり動きが悪くなってしまいます。
そして腸内に便が長く留まり毒素を出してしまうのです。
その結果、大腸ガンや大腸ポリープになってしまう人が増えています。
お肉や脂身を食べるときは必ず野菜を食べるようにしましょう!
腸が嫌がる食事 その②
〈食品添加物の摂取は控えましょう!〉
食品添加物とは食品が腐らないようにしたり長持ちさせたりする薬のことをいいます。
安くて簡単で便利という反面、健康に害を与える危険な面もあります。
酸化防止剤・・・バター、油脂、魚肉の冷凍食品
合成着色料・・・菓子類、清涼飲料水、コンビニ弁当
保存料・・・ハム、ソーセージ、ジャム、漬物
防腐剤・・・輸入品のレモン、オレンジ、バナナ
これらは添加物の一部ですが、他にも発色剤や漂白剤などもあります。
特にコンビニ弁当は毎日食べる人もいるでしょう。
添加物は食べ物を分解してくれる腸内細菌を痛めつけてしまうと言われています。
ガンや生活習慣病の原因の一つだとされています!
何年も大量に摂り続けた場合の安全性は約束されていないのです!
最近はファーストフードやコンビニでご飯を手軽に調達できるようになりましたが、腸にとっては分解しにくく、仕事が増えてしまい休息する間がなく大きな負担をかけているのです。
腸を軟らかくする為には穀物菜食や食物繊維をたくさん摂取することです。
腸が軟らかくなると便やガスの排泄が順調に行われ、ポリープやガンができにくくなるのです!
食べ物により硬くなった腸の最大の敵は便秘です!
便秘は腸内に便(腐ったもの)が長期間溜まった状態で、腸内細菌に悪い影響を与えます。
便秘が続くと、有害物質が腸壁から吸収されて血液中をめぐってしまい、肌荒れや様々な病気にもつながると考えられています。
便秘には食物繊維と水分、ビフィズス菌や乳酸菌が入っているヨーグルトがおすすめです!
さらに、腸のマッサージやウォーキングなどの軽い運動をすると、腸が働き排便を促してくれます。
食生活に気を配り、腸の中を空っぽに保つことで心も身体もスッキリとした毎日を過ごしましょう!
それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
(担当)南原 真樹子 (参考文献)~腸をいじめないで~ ※美健ガイド社