けんこう通信~命を繋ぐ食べ物~
コラムこんにちは!
今週は日差しが強く、暑い日が続いていますね。
4月から9月は紫外線がとても多い時期だそうです。
この時期から熱中症になる方もおられるようですので、外出の際は帽子や日傘を使用して下さいね!
さて、今回のけんこう通信は「身体に良い食べ物」についてです!
皆さんは「まごはやさしい」という言葉をご存知でしょうか?
テレビや雑誌でも、身体に良いとされるものばかりですね。
では何故、お肉よりも魚のほうが身体に良いと言われるのでしょうか。
それは魚の体温と関係があります。
バターなど動物性の油脂は常温では固形で、肉の脂は溶けにくいので身体に溜まりやすいです。
それに対し、魚は人間よりも体温が低く、当然、魚の油も人間の体温では常にサラサラなので身体の外に出やすいのです。
それが魚の方が健康に良く、病気になりにくいと言われる理由です!
良い食材を選ぶだけで身体に良いというわけではありません。
「よく噛んで食べなさい」と、言われたことが皆さんあると思います。
よく噛んで食べることがどうして良いのでしょうか?
①野菜や漬物をよく噛んで食べると虫歯になりにくい
②よく噛むことで唾液がたくさん出て免疫力がアップし、脳も活性化する
逆に、歯が生えているのに噛まない子は言葉も遅れると言われています。
一口食べたら箸を置き、ゆっくりと噛むと良いかもしれませんね!
「食べる」とは他の生き物の命をいただいて自分の身体に取り入れることです。
それは動物の宿命であり、野菜も同様に土から抜けば枯れてしまいます。
ご飯を食べる時「いただきます」というのは様々な命に対する感謝を表しています。
毎日、何気なく食べている食材たちは貴重な命なのですね。
現代では当たり前のように食べ物が溢れています。
その当たり前に感謝をしながら食事をしなければなりませんね。
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)南原 真樹子 (参考文献)~子どもは病気を食べている~ ※美健ガイド社