けんこう通信~変形性膝関節症~
コラム
こんにちは!
皆さん、お盆をどのようにお過ごしでしょうか?
お盆は私たちのご先祖様が地上に戻ってきてくれる日です。
私たちを見守り、「頑張っているかー!」と様子を伺っておられるかもしれませんね!
さて、今回のけんこう通信は「膝」についてです。
膝の疾患は多くありますが、今回は「変形性膝関節症」をご紹介します!
変形性膝関節症とは
膝関節に起こる自発痛、圧痛、運動痛をいいます。
膝の中の関節軟骨が磨り減り、関節を包んでいる関節包に炎症が起きて関節包が膨張し、痛みが生じます。
原因
関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝子なども関与しています。
また、骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使いすぎにより磨り減り、関節が変形します。
症状
よくある症状は、膝を動かした時に生じる膝の痛みがあります。
歩行時の最初の一歩や椅子から立ち上がる時に痛むことが多くあります。
痛みが生じることで自然と関節の動きも悪くなってしまい、日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。
予防
変形性膝関節症膝関節症は予防することによって発症を防ぐこともできます!
・太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
・正座をしないようにする。
・肥満にならないように注意する。
・膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
・洋式のトイレを使用する
などの予防方法があります。
特に、膝周りの筋力を鍛えることは重要です!
筋力が低下すると膝は荷重を受けやすくなり、関節軟骨も削れやすくなってしまうのです。
私たちがお伺いさせていただいている方々の中でも膝関節の痛みを訴える方は多くいらっしゃいます。
次回のけんこう通信は私たちも行っている膝関節の運動をいくつかご紹介します!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子