けんこう通信~自律神経~
コラムこんにちは!
まだ5月ですが、昼間は夏日のような日が続いていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
朝晩は冷えるので、暖かくしてお過ごしくださいね!
さて、今回のけんこう通信は「自律神経」についてです。
コロナウイルスによる外出自粛がストレスとなり、何もやる気にならない・食欲がない・睡眠の質が落ちたなど、体調に変化が現れていませんか?
・自律神経とは?
・どのような症状?
・対処法は?
この3つをご紹介します!
・自律神経とは何?
自律神経とは、臓器の働きや代謝、体温などの機能をコントロールし、私たちの意思とは関係なく常に働き続けています。
呼吸や消化なども自律神経の働きの1つです。
つまり、私たちの命を維持する為に必要な働きをしてくれています!
その自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2種類の神経があります。
この図を見てわかるように、交感神経は昼の活動している時、副交感神経は夜のリラックスしている時に分けられます。
この2種類の自律神経が乱れた時、身体の不調は起こります。
・どのような症状?
精神的なストレスや過労が原因で、自律神経が乱れて心や身体に不調があらわれます。
不安や緊張、吐き気、多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足の痺れ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれます。
症状には個人差があるのも特徴です。
疾患としては、自律神経失調症・胃炎・メニエール病・過呼吸症候群などがあります。
・対処法は?
現代人の課題は副交感神経をもっと働かせることだといわれています。
ストレス社会に身を置きすぎているのです。
自律神経の乱れはストレスが大きな原因です!
自分なりのリラックス方法を見つけましょう!
例えば・・・
朝日を浴びる
陽射しを浴びることで体内時計がリセットされ、体に活動と休息のリズムを生まれさせます。
リズムが改善されると不眠などの症状にも効果的です。
食事のバランスを考える
タンパク質・ビタミン類・脂質・糖質・ミネラルなどの5大栄養素をバランスよく食べましょう!
バランスの良い食事は腸内環境を良くしてくれる為、便秘などのストレスに効果的です!
睡眠時間を同じ時間にする
毎日同じ時間に寝て、毎日同じ時間に起きる習慣をつけましょう。
睡眠不足は不眠の原因になるだけではなく、ニキビなどの肌荒れにも関係してきます。
適度な息抜きを入れる
在宅勤務の方々であれば少しだけ時間をとり、窓を開けて外の空気を吸いましょう!
人混みを避けて散歩してみるのも良いですね。
気分を変えて、お仕事に取り組みましょう!
など、他にもたくさんの対処法がありますが、一番大切なのは自分のストレス解消法を1つはもっておくことです!!
音楽を聴く、買い物をする、読書をする、何でも良いのです!
自分を大切にすることが、家族や友人など周りの人を大切にすることに繋がってきます。
ストレスを溜め込まない身体を目指しましょう!!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子
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