けんこう通信~適応障害~
コラムこんにちは!
ここ数日は暖房器具が必要ないほど、暖かい日が続きましたね。
ゴールデンウイークも始まり、遠出など外出の予定を立てておられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今年のお休みは新型コロナウイルスの影響があり、外出自粛になってしまいました…
なかなか外で気分転換ができず、ストレスを溜め込んでおられませんか?
今回のけんこう通信は「適応障害」についてです。
まず、適応障害とはストレスが原因で心身の不調が引き起こされる精神疾患です。
憂うつ感、不安、不眠なども起こります。
ストレスを受けても適応しながら日常生活を送れる場合もありますが、ストレスに適応しきれず生活に支障をきたすほどの症状が現れた状態が適応障害です。
適応障害の症状は心・体・行動に現れます。
心の症状➡気分の落ち込み、不安感、ネガティブな考え、判断力の低下など
体の症状➡動悸、発汗、睡眠障害、頭痛、肩こり、めまい、食欲不振など
行動の症状➡無断欠勤、攻撃的な態度、電話やメールなどに反応できないなど
他にも様々な症状があります。
原因となるストレスが発生してから1か月以内に発症し、原因が解消されてから6か月以内に症状は改善されると言われています。
しかし、ストレスの原因が解消されない場合は、6か月以上続くこともあります。
症状が慢性化してしまい、5年が経過した場合は「うつ病」と診断が変更されてしまいます。
慢性化しない為には適切な対処や治療を早期に行うことが重要です!
現在、コロナウイルスによって、外出ができないことでストレスを感じ、適応障害予備軍と呼ばれる人々が増えています。
・在宅勤務で起床が遅くなった
・運動が減り、食欲がない
・一日のメリハリがなく、だらだらしてしまう
・ついつい食べ過ぎで身体が重い
など、これらの症状が長引くと大きなストレスとなってしまいます。
さらにゴールデンウィークの休みが重なり、曜日感覚がなくなったり、次に仕事や学校に行くのが嫌になってしまうということが起こる可能性もあります。
これらの対策としては、
・毎日同じ時間に起床、就寝する
・三密を避けて外の空気を吸う
・同じ時間に食事をする
・在宅での仕事や休憩時間を決めておく
など、いつもと同じ習慣を保つことが大切です!!
自分の趣味や好きなことを、仕事の合間に息抜きとして取り入れてみて下さい♪
緊急事態宣言は私たちの命を守るものです。
皆でこの事態を乗り越えましょうね!!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)なる鍼灸治療院 南原 真樹子
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