10月号 暮らしに役立つ健康ニュース「からだから」
コラム
10月に入ると気温が下がり、空気も少しずつ乾燥してきます。「喉がイガイガする」「肌が乾燥する」「鼻がムズムズする」 など、夏とは違った不調を感じることはありませんか?秋は空気が乾燥することで身体の水分が失われやすい季節です。今回は10月に気をつけたい「秋の乾燥」と、その対策について紹介します。
「 今月のツボ ~喉・鼻の乾燥対策~ 」
秋は空気が乾燥しやすく、喉や鼻の粘膜も乾燥しやすい季節です。乾燥による違和感が気になる時は、身体の状態を整えながら、こまめなケアを取り入れてみましょう。
● 主な症状
・喉のイガイガ ・鼻の乾燥
・空咳が出る ・肌が乾燥する
乾燥を感じる前から、こまめに水分を補給することも大切です。
◎尺沢(しゃくたく)
➡喉のイガイガや空咳など、呼吸器の不調に使われるツボ
ひじを曲げた時にできるシワの上で、親指側にあるツボです。
喉の不調や咳などが気になる時に用いられます。
・親指でゆっくり押す
・5秒ほどかけて刺激する
・左右交互に行う
喉の違和感が気になる時などにおすすめです。
◎迎香(げいこう)
➡鼻の乾燥や鼻づまりなど、鼻まわりの不調に使われるツボ
小鼻の両脇にあるツボで、鼻の通りや鼻周辺の不快感が気になる時に用いられます。
・小鼻の横をやさしく押す
・ゆっくり呼吸しながら行う
・強く押しすぎない
鼻の乾燥や違和感が気になる時にもおすすめです。
今月の身体の話「秋は“乾燥”から身体を守る」
10月は夏に比べて湿度が低くなり、空気が乾燥しやすくなります。乾燥すると喉や鼻、肌などに負担がかかりやすく、「喉が渇く」「肌がカサカサする」といった変化を感じることがあります。また、涼しくなると水分補給の回数が減りやすいため、「喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂る」ことを意識してみましょう。
◎こまめな水分補給を心がける
涼しくなると汗をかく量が減り、水分補給を忘れがちになります。喉が渇いてからではなく、起床後や食事の前後など、タイミングを決めて少しずつ水分を摂るようにしましょう。
◎室内の乾燥を防ぐ
秋から冬にかけては、室内の空気も乾燥しやすくなります。加湿器を使用したり、室内に洗濯物を干したりするなど、無理なく湿度を保つ工夫を取り入れましょう。特に暖房を使うようになったら、乾燥にも注意が必要です。
◎肌の保湿を習慣にする
空気が乾燥すると、肌の水分も失われやすくなります。入浴後など肌が乾燥する前に、保湿剤を塗る習慣をつけましょう。特にすねや腕など乾燥しやすい部分は、毎日のケアを意識することが大切です。
◎マスクやうがいで喉を守る
喉の乾燥が気になる時は、マスクを着用したり、こまめにうがいをしたりすることも対策のひとつです。外出時や乾燥した室内では、喉を乾燥させないよう意識して過ごしましょう。
◎こまめに換気をする
乾燥対策では加湿だけでなく、室内の空気を入れ替えることも大切です。窓を開けて短時間の換気を行い、空気がこもらないようにしましょう。 特に暖房を使う時期は、定期的に換気する習慣をつけることをおすすめします。
暑さが落ち着き過ごしやすくなる10月ですが、これからは少しずつ乾燥が気になる季節になります。喉や肌の変化をそのままにせず、こまめな水分補給や保湿を取り入れて、秋を快適に過ごしていきましょう。
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