けんこう通信~お手当~
コラムこんにちは!
10月間近になり急に寒くなりましたね。
気温の変動がある時期、体調には十分に気を付けて下さいね!
今日のけんこう通信は「お手当て」についてです。
手当てというと、絆創膏や消毒液などを思い浮かべませんか?
また、病気や痛みがある時は薬を飲みますよね。
しかし、この薬はゆっくりと身体の中に溜まっていくことをご存知でしょうか。
身体に溜まった薬を解毒するのは肝臓と腎臓の役割ですが、薬は化学物質のため完全に解毒するのが難しく肝臓と腎臓は疲労してしまいます。薬に頼るほど病気は治りにくく、免疫力は下がっていくのです。
そこで今日ご紹介するのは、台所にある自然の食材で手当てをする方法です!
食材ですので身体への負担はなく、免疫力と身体本来の治癒力を上げてくれます。
優しい作用で抜群に効果があるのが嬉しいところですね!
では、お手当のレシピをいくつかご紹介します。
「冷え性を民間療法で治す」
用意するもの
梅干し…(中くらいのもの1つ)
生姜(2~3滴分)
お醤油(小さじ1杯)
番茶
作り方
梅干しの種を取って細かく潰します。お醤油を小さじ1杯加え、番茶を注いで生姜汁を2~3滴たらすと「梅醤番茶」の完成です!
梅干しには殺菌効果があり血液を綺麗にしてくれる作用があり、生姜には血行促進作用があり身体を温めてくれます。番茶は胃腸の働きを良くする効果があると言われています。
朝のコーヒーの代わりに飲んでみてはいかがでしょうか?
続けて飲むことで効果がありますので、1杯で満足せず続けてみてくださいね!
続いては「喘息の時は蓮根湯」をご紹介します。
喘息は甘い物を食べると悪化する場合があると言われています。
急に症状が出ると困りますよね。
そんな時に蓮根湯を試してみて下さい!
用意するもの
蓮根(大さじ3杯のおろし汁)
水(蓮根の汁の3杯)
塩(少々)
生姜汁(2~3杯)
作り方
蓮根をすりおろし、ガーゼやサラシで絞ります。おろした汁に水と塩を加え、火にかけます。鍋の周りがフワッと煮立ってきたら火を止め生姜汁を加えれば完成です!
蓮根は喘息のみならず、花粉症、貧血改善、アレルギーの抑制、ストレスの緩和など、これらすべてに効果があり古くから生薬としても用いられてきた万能野菜なのです!
蓮根のタンニンという成分が粘膜を強化し、菌と戦う免疫力を上げており、様々な症状に効いてくれます。
辛い症状の時、薬を飲む前に飲んでみて下さい!
今日は2つのお手当レシピをご紹介しました!
まだまだ食材を活用したお手当はたくさんあります。騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか。
ただし、蓮根湯に関しては初期症状に効くと言われていますので、あまりに辛い症状は病院の受診をおすすめします。
それでは、また来週もお待ちしております!
ありがとうございました!
(担当)南原 真樹子 (参考文献)台所はお手当て薬局 ※美健ガイド社