けんこう通信~白砂糖~

コラム けんこう通信~白砂糖~

こんにちは!

12月に入っても暖かい日が続きますね。

寒暖差の激しい気候ですが、風邪など引いておられませんか?

人混みの中はマスクを欠かさないようにしましょう!

 

さて、今回のけんこう通信は「白砂糖」についてです。

様々なお菓子やケーキなど甘いものがあふれる世の中ですが、食べ過ぎるとなぜ身体に良くないのかをご紹介します!

 

白砂糖を摂ると、血液中の血糖値が急激に上昇します。すると、それに対応する為に膵臓から過剰にインスリンが分泌され、逆に血糖値が低下してしまいます。

白砂糖を摂り続けていると恒常的に低血糖状態になり、自律神経やホルモンのバランスを崩すばかりでなく、脳にも少なからず影響を及ぼすことから異常行動や犯罪にも結びついてきます。

低血糖症状は他にも多くあるのでご紹介します。

精神的に不安定・簡単にイラ立つ・攻撃的・常にひどく疲れた気持ち・暗い気持ち・心が空白になることがあるなど精神的な症状のほかに、息切れ・喘息・扁頭痛・アレルギー・手足の震えなど身体の症状として現れることもあります。

過去には、精神病院での調査によると76%の患者が低血糖症というデータがあったといいます。

 

また、白砂糖の摂取により、細胞(特にリンパ球)の働きが低下し、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まります。

その影響は次第に他臓器にも広がり、いわゆる免疫不全状態をもたらし、様々な病気の引き金になるのです!

なぜ最悪の場合には免疫不全という事態になるのでしょうか。

血液中の白血球は細菌やウイルスを食べてくれる能力を持っています。

白血球は平均で14個の老廃物などを食べてくれるのですが、ドーナツ1つ食べるだけで10個しか食べられなくなり、チョコレートを数個食べれば2個しか食べられなくなります。

すると、白血球が働かなくなり、バイ菌は入り放題バイ菌だらけの身体になってしまう、つまり免疫力はほぼない状態、免疫不全となるのです。

では、ここからは白砂糖を減らすポイントをご紹介します!

まずは食事のバランスです。

これは砂糖に限らず健康を維持する為に最も大切なことです。

その中で、煮物などではダシや砂糖の代わりにミリンを使いましょう。

簡単な料理の素やタレはなるべく減らして使用すると効果ありです!

 

おやつを食べるにしても、いつもより少し減らし、次に食べる時はまた少し減らしを繰り返してみましょう。

そして、飲み物もジュースではなくお茶など甘くないものを飲みましょう!

 

簡単なことに思えますが習慣というのは手強く、なかなか改善できないことも多々あります。

美味しそうなお店も多くありますが、健康の為に白砂糖の摂取を制限してみませんか?

 

 

では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

(担当)南原 真樹子  (参考文献)~白砂糖はもういらない!~ ※美健ガイド社