けんこう通信~歯磨き粉~
コラムこんにちは!
週末は三田市も雪が降り、寒さが厳しかったですが、この寒波はもうしばらく続くそうなので、外出の際は足元にお気をつけくださいね!
さて、突然ですが皆さんは「歯磨き」を毎日、毎食後に行っておられるでしょうか?
この頃は寒くて水を使うのが嫌になり、ついつい歯磨きをさぼってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
虫歯になると歯は痛み、仕事や学校、家事も手に付かなくなりますよね。
そうならない為には毎日の歯磨きが重要となってきます。
そこで本日のけんこう通信は歯磨きに欠かせない「歯磨き粉」についてご紹介します!
口の中にはおよそ100億の細菌がいると言われています。
虫歯や歯周病の原因は細菌なのです!
この悪い細菌たちは食べカスを栄養にして増殖していきます。
そして、ある程度の量になるとヘドロ状のバリアを張りめぐらせ、バイオフィルムに変身するのです!
上の図のように、バイオフィルムは歯石を覆いこんでしまい、虫歯などを進行させてしまいます。
そこで登場するのが歯磨き粉です!
歯磨き粉はこのバイオフィルムを取り除いてくれます。
さらに今の歯磨き粉はホワイトニング効果やフッ素効果のあるものが発売されていますね。
歯を健康に保つためには歯磨き粉は必要かもしれません。
しかし、使われている化学物質には逆に口の中を痛めつけてしまうものがあるのです!
例えば、歯磨き粉にはラウリル硫酸Naという物質がありますが、これは細胞を死滅させてしまう副作用があります。
歯磨きをした後で何かを口にした時、変な味がしたことはありませんか?
これは、ラウリル硫酸Naが舌にある味蕾という味を感じる細胞を壊してしまうからです。
歯磨き粉は高濃度の合成洗剤と同じなのです!
口は皮膚の13倍もの吸収率があり、歯磨き粉の成分は簡単に身体の中へと侵入してしまいます。
そこで最も注意が必要なのは子ども用の歯磨き粉です。
子ども用には色、味、匂いなど多くの化学物質が入っています。
さらに、小さな子どもは毒物を体外へ排出してくれる肝機能が出来上がっておらず、化学物質が大人よりも多く残ってしまうのです!
しかし歯磨き粉を使わないで歯を磨くのは、磨いた気になりませんよね。
なので、歯磨き粉を使う時はマッチ棒の先ほどの少量を付けるようにして下さい。
あとは歯を1本ずつ丁寧に磨くことで、歯は十分に綺麗になります!
間違った清潔感に惑わされないように、自分の手で化学物質から身を守りましょう!
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
(担当)南原 真樹子 (参考文献)~経皮毒(歯みがき編)~ ※美健ガイド社