けんこう通信~礼儀作法②~

コラム けんこう通信~礼儀作法②~

 

こんにちは!

晴れの日と曇りの日が交互にあり、雪の日までありましたね。

4月に雪が降ったのは2010年以来だったそうです!!

 

 

さて、今回のけんこう通信は「礼儀作法パート2」です!

では早速ご紹介していきます!

 

応接のマナー

お客様をお迎えする時、上座へご案内しますよね。

応接室、車、和室、どこが上座か迷う方もおられると思います。

 

間違えてしまいがちなのは車の座席でしょうか。(※タクシーの場合の図)

この場合も③の人は「お先に失礼します」など、細かな気配りも必要です。

お部屋は入口に近いほうが下座というのはよく知られていますね。

 

他社を訪問した際は、まず下座に座って待ちます。

面会者が来室され、上座に勧められた時にはあまり遠慮せず上座へ座ります。

 

訪問時のマナー

次は家庭を訪問した場合のマナーをご紹介します。

 

・履物の脱ぎ方

玄関での履物の脱ぎ方は、真っ直ぐ正面を向いて脱ぎ、そのまま上がるのが正しい作法です。

上がった後に膝をついて履物の向きを変えます。

邪魔にならないよう、端の方に寄せることを忘れないようにしましょう。

また、夫婦で訪れた場合、夫は揃えず妻が揃えます。

これは、男性が揃えている姿より女性が膝を揃えて座り、履物を整えている方がよっぽど美しく見えるからのようです。

もしも簡単なお土産を持っている場合は玄関を上がる前に渡しましょう。

 

・和室

和室へ案内された場合は部屋の前で正座し一礼します。

その後、敷居と畳の縁を踏まないように入り、座布団は勧められるまで使わないようにしましょう。

和室での作法は他にも多くあり、礼の仕方、座布団の座り方、袱紗を使用しての物の受け渡し方など、昔の日本は和室が基本であった為、マナーが多くありますね。

 

前回と今回ご紹介したのはほんの一部です。

礼儀や作法はその人の育ち方から教育人格までもが現れるものです。

「礼法」の基本は簡単に言えば「相手を大切に思う心」や「その場に対する気配り」で、それをどう形にして表現するかということです。

皆さんも機会があれば是非マナーを調べてみて下さい!

 

では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!!

 

 

(担当)南原 真樹子 (参考文献)~職・礼法~ ※美健ガイド社